先週、JFAの仕事で大分トリニータとサンフレッチェ広島のユースゲーム(高円宮杯U-18プレミアリーグ)の取材に行き、こちらの記事を書いた。
●高円宮杯U-18プレミアリーグWEST  最下位の大分、首位の広島と引き分けて勝点1獲得


      
 
 
で、それはそれで良かったのだが、後日、以前にも取材姿勢を問題視したゲキサカにこのような記事が上がっていることを知った。

●[プレミアリーグWEST]大分U-18からの白星逃すも、首位・広島ユースは0-2から追いつき前向きドロー

 
 
ん・・・ この写真は。。このコメントは。。ってか、ゲキサカの記者、いたか?




そう。現場にゲキサカの記者はおらず(当地にいた方は分かるかもしれないが、記者ビブスを着ていたのは大分の広報さんと私のみ)、当然ながら各選手・監督のコメントを取ったのは私のみ。また、掲載されている写真は私が撮影し、JFAサイドに提供したものである。


どういうことが言いたいかというと、ゲキサカに載った記事は、JFA公式サイトに掲載された記事をソースとして書かれた可能性があるということ。
(記事を読み比べれば『可能性がある』ではなくて、『断定』もできそうだが、そこまでは言わない)
また、写真に関しては、私がゲキサカに送ることなどありえないので、JFAメディアチャンネルというメディア向けの資料庫からダウンロードしたか、提供を受けたものだと思われる。

 
もちろん、もとの記事は「公式サイト」のものなので、そこに上がっている情報の利用は自由かもしれないし、あまりとやかく言うつもりはない。ただ、私はJFAが使うという前提で各チームの選手や監督に話を聞いてしまっていたし、スタッフにもそういう旨で取材の挨拶をした。このような使われ方は「想定外」だった・・・。(想像が及ばなかったという点では私も反省している)

 
 
ゲキサカは単なる「まとめサイト」や「ブログ」ではなく、講談社が運営している「メディア」である。他方、JFAやJリーグなどのサイトは「公式サイト」とはいえ、記事の「オープンソース」化に関して一定のコンセンサスを得るには至っていないと思う。


いや、くどくどと書いてしまったが、ゲキサカはメディアであるならば、「JFA公式サイトによると、○○選手は『~~~』と話していた」というように情報源を明示すべきだし、現場にいるいないに関わらず記事を書いた人間の署名を入れるべきではないか。


 
ゲキサカはユース世代や大学世代に定評のある媒体だと言われているし、よもやこの世代で、Jリーグ取材と同じような記者を派遣しないで書くやり方をやっているとは思わなかった。ゲキサカにはユース世代に関して良質の記事を寄せている執筆者はいるので同社の全てを否定するわけではないが、同社には記事中に情報源の明示をするよう求めていきたい。

もっとも「公式サイトの記事は自由利用できる」という考えも、理解はできないが、分からないでもない。このあたりは、難しいというよりも、悩ましい問題である。



追記
9月20日午後6時すぎに、JFAの仕事を発注した編集プロダクションから、プロモーション活動のために写真を利用することがありその説明を欠いていた、という趣旨の詫びの連絡があった。写真利用は本筋ではないが、疑問のひとつは解決したと考える。

いずれにしても、おそらくはこの投稿を見て関係者に連絡してくださった方がいらっしゃると思う。心からお礼申し上げたい。